キャリアコンサルティングとは?


キャリアコンサルティングとは、厚生労働省の定義では、『労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。』とされております。

しかしながら、キャリアとは、職業におけるキャリアと意味するものに限定されない実に幅広い概念であり、キャリアコンサルティングとは、単に職業相談だけに限定されない人生全般の諸課題を取り扱うものでもあります。

よって、ご相談の中心は、現在の働き方の問題や、将来の職業生活設計の問題や、職業能力開発の課題、職業選択相談、進路相談等は勿論のことキャリアコンサルティングの範疇ではありますが、そのいずれかの問題や課題を解決するために、例えば、ご夫婦間のコミュニケーションの問題、親子関係 (新卒学生の方や未就業の方々) や家族関係の課題、上司や部下とのリレーションの課題、職場環境(人間関係を含む)への働けかけの必要性や、就業環境改善の必要性の課題 (長時間労働やサポート資源の薄さ等含む) 、ご自身の自己理解の不足 (ご自身の興味、関心、やりがいやご自身の強みの明確化や、最後まで捨てきれない大切な価値観の再認識や、自己点検や自己の棚卸し等のいわゆる内省化の必要性) 、仕事理解 (職歴の棚卸し等含む) や役割理解、職制理解、環境理解等の不足や、(特に新卒学生の方々や未就業の方々や若年層の方々における) 啓発的経験の必要性、キャリアデベロップメントやキャリアパス、キャリアサバイバルの課題 (主に企業におけるサラリーマンの方々) 、中長期のキャリアプランやライフプラン、マネープラン展望の不透明さの課題、サポート資源 (人材資源含む) の活用の観点の不足、必要であろう情報の不足や効果的な情報収集等の課題、自信を失ってしまった等におけるご相談者の方の自己効力感の醸成を意図した達成経験の振り返りの必要性やモデリング資源の発掘、又、ご自身、あるいはご家族がメンタルの問題を抱えておられながらの就業が困難であるや、ご自身のご病気やご家族がご病気をされている中でのお仕事上の問題や課題、親御様の介護をされておられながらご自身のお仕事の問題や将来の不安にさいなまれてらっしゃるや、子育てをしながらお仕事をされておられ、家庭とお仕事の両立に悩まれていらっしゃる等々、実に様々な課題や問題への取り組みがご支援の対象となります。

 

この世の中を見廻すと、現在、私たちが暮らすこの日本で課題や問題となっている先行き不透明な時代をどのように働き、どのように生きるのかを問われている私たちの捉え方や考え方、感じ方等の変容の必要性への支援があり、夢や希望がなかなか抱けない世代のより良い生き方に向けての展望やビジョンの構築の支援もあり、他には、高齢者の方々のセカンドキャリアの構築のご支援や、80-50問題等に見られる,未就業で扶養されている中高年の方々へのキャリア形成支援、氷河期世代の方々の適職支援やキャリア形成支援、前述した通り、ご自身のご病気や介護が必要な方がお身内にいらっしゃる場合等の働き方やキャリア形成のご支援、女性の働き方改革のおける実情とのミスマッチ解消の為のご支援、家庭と仕事の両立にまつわるご支援、今後益々増えるであろう独立起業における障害や、厳しい環境を乗り越える為の各施策の活用や視点の移動の必要性のご支援、等々、実にケースは様々であり、キャリアコンサルタントが関わる課題や問題は、私たちに性格や性質の個人差があるのと同じように千差万別であり、非常に多岐に渡るのが実際です。

 

又、そして、実際的には、日本では、キャリアコンサルティングという名称ですが、世界基準では、キャリアカウンセリングと称しており、キャリアコンサルタントである私は、キャリアカウンセリングを常に意識しております。その意味合いとしては、あくまでも、ご相談者様とキャリアコンサルタントである私は、フラットな関係性であり、ご相談者様の自主性の尊重や、自己決定権の尊重や、自律的な意思決定のご支援が本来的な役割でありますから、カウンセリングという意識やマインドが必ず必要ということとなり、キャリアコンサルティングとは、キャリアコンサルタントである私が、カウンセリングの手法を取り、上記の様々な課題や問題をご相談者様と共に考え、キャリアコンサルタントの視点でのご相談者様の課題や問題をアセスメント (見立て) し、(会話内容は勿論、各種テストや検査を含む) 課題なり、問題なりの核心を抽出し、特定し、必ずそれらをご相談者様と共有し (問題把握の共有) 、ご相談者様の本質的な課題や問題に無理なく気づいて頂きながら、ご相談者様と共有した課題や問題を乗り越えるための目標設定を合意の下に行い、より具体的かつ、より現実的な方策 (解決方法) を行って頂く為のご支援をしていく。そして、ご相談者様が行われるスモールステップ (徐々に) での方策の実行を支えていく、あるいは、上手く実行出来なかった場合などは、再度目標設定を見直す、修整するなどを繰り返し、これも互いに共有しながら、ご相談者様の自律的な意思決定をサポートしていくということが求められているからです。よって、これらのプロセスがあってこそ、(キャリアコンサルティングにおけるシステマティックアプローチという理論となります。) ご相談者様とキャリアコンサルタントの信頼関係が構築出来、その上で、初めて、ご助言や、効果的な情報提供や、ご指導等を講じさせて頂く場合もあるということとなりますし、そもそもが、信頼関係が構築出来えていない人物からの助言や指導が効果的なものであるとは通常考えられないからでもあります。(この観点が、カウンセリングマインドとなりますし、私のカウンセリング手法は、来談者中心アプローチを基本とし、認知行動アプローチや動機づけ面接、あるいは、より折衷的なマイクロカウンセリングという技法を採用しています。)

 

以上のように、キャリアコンサルティングのご説明が、職業 (仕事) を主にご相談の対象とはするが、問題や課題解決に向けて取り組むにあたり、人生全般の諸問題に絡むものも含まれていく、そして、私のキャリアコンサルティングとは、本来的にはキャリアカウンセリングであるということが、上記ご説明でご理解くだされば幸いです。

 

ご職業 (お仕事) に関しての問題や課題や、ご職業 (お仕事) に絡む諸問題や諸課題のお悩みの解決や解消は、キャリアコンサルティングを、是非、有効にご活用くださればと存じます。

 

 

国家資格 キャリアコンサルタント (登録番号 17015394) 

国家検定 (国家資格) キャリアコンサルティング技能士2級 (技能士番号 第16S17407342号)

国家資格 公認心理師 (登録番号 第65117号)

ココロテラス

津村健司