ココロテラス:心理カウンセリング・キャリアコンサルティング大阪梅田[言葉]

生き方


言葉

って、

伝えるのがとても難しい。

又、

言葉って、

捉えることが実に難しい。


例えば、

コミュニケーションが伝えることだ

って思っている人は、

伝え方が非常に短く分かりにくく、

自分だけの中で完結していて、

分かりにくいと伝えると、

今までは、これでこれたのです。

なんて言う。

えっ?それで皆んな理解してくれたの?

って聞くと、

そうだと言う。

あー(>_<)

理解してくれたフリを皆んなしていて、

その実、実際には、

理解なんてしてくれていないことが

ほとんどで、

自分では気づいていないが、

周りは適当に聞き流しているなんて

悲しい事実を突きつけられたりする。

又、

そんな言葉の発し方に慣れてしまうと

自分の伝え方は正しいのだと

思っているから頓着や吟味しなくなり、

伝わらなければ相手のせいとなっていき、

人に対して

深く密な関係性が非常に築きにくくなる。


でも逆に、


言葉は伝える手段ではあるには間違いないが、

ただ単純にそういうものだけではなく、

相手にいかに理解してもらうかに配慮をし、

相手の意図や意味や意向も自分が理解してこそ

双方向で成り立つものと

コミュニケーションの本質を知る人は、

伝え方がとても丁寧で、

相手に合わせて分かりやすい内容で

言葉を発し、逆に、相手の言葉の意味などが

分からない時は分からないから

もう一度お願いなんて言いながら、

その言葉を自分の中に一旦取り入れ

咀嚼し、その咀嚼したものが

合っているかを相手に返す。


例えば、


企業からのメールなどでも

それは明らかに分かる。

相手に対する配慮が滲み出ている内容は

とても気持ちよく、

実に丁寧に伝わってくる。

でも逆に、

お知らせ的なメールを平然と送る人もいて、

コミュニケーションとお知らせを

混同している内容なんてのは辟易する。

で、

実際にその送付主に会うと、

やっぱりな^_^

ってのが分かる。


クレームの回答などにそれは顕著に

表れていて、

いわゆる

二次クレームなんてもらう人は

トレーニングしない限り、

ずっともらい続け、

企業イメージにも直結するから

上司に叱責をしょっちゅう受ける。
(それをトレーニングしてあげない
上司や会社が悪いんだけどね。
だから、実際には、そんな人は
残念なことに辞めていくことになる。
又、そこに注力しない企業は、全てに
おいてサービスレベルは低いもの^_^
人財次第で
企業レベルが透けて見えてしまう。)

相手の言わんとすることを

適切に的確に汲んで返せない。

なんてのは、

明らかにトレーニング次第です。



言葉は

とても大切です。

難しいからこそ大切です。



だから、


伝える。

受け取る。


は、

意識的にトレーニングするしかなく、

真意を読み取る力などが必要とされる。


相手に対する配慮と丁寧さと

自分自身の理解力。


僕たちは、

何気なく、日常的にコミュニケーションが

大事だよって使っている。

でも、

そのコミュニケーションの意味は、

単なる伝達手段に過ぎず、

本来の

人対人

の相互理解などからは程遠く、

逆に、

伝達手段に慣らされているから、

そのテイで行うから

相手に伝わらないから流されてしまう。


しかも、

とても辛いことに、


相手に流されていることにも気づかずに、


理解されていない。

分かってくれない。


って、自身の性格や相手の人格などに

極端に言及したりをする。


コミュニケーションは、

会話の羅列ではなく、

意味や想いや感情や

そんな実に複雑な諸々を乗っけた

双方向の分かちあいです。


だから、

伝える力。


理解する力。


意識し、トレーニングしないと、

それは絶対に身につかない。


コミュニケーションの定義を

キチンとケースバイケースで分けないと、

極めて希薄な関係性の世の中が、

もっともっと加速するような気がして、

私は少し怖く感じます。


英語が話せない人は、

外国人の方にめちゃくちゃ配慮して、

丁寧に、丁重に、汗かくくらい必死に

なんとか伝えようとするじゃないですか^_^


それと一緒じゃないのかな?


僕は、英語も勿論ですが、

流暢に日本語を操れないから

やっぱり様々な表現を学びたいな。


それが、

人対人のコミュニケーションだと

思っていますから^_^


自分だけが自分の言葉を分かっていても、

伝え方が下手くそだと、

誰にも届きっこないってことをね。

心底、感じるこの頃なのです。