ココロテラス:心理カウンセリング・キャリアコンサルティング大阪梅田[不幸さん。私はあなたのことが好き。1]

生き方


新年明けましておめでとうございます。

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

皆さまにとって、本年がより素晴らしき1年と

なりますように。



「不幸さん、私はあなたのことが好き。」


って詩があります。

以下。


不幸さん。私はあなたのことが大好き。

いつもあなたのことばかりを考えている。

あなたを追い込んで失業させてしまったら、

私はおおっぴらにあなたを楽しめなく

なってしまう。

心配事は増えてしまうけれど、

あなたと手を切ろうとでもしない限りは

私はあなたのことを大切に守っていくわ。

私の大好きな不幸さん!


CBT(認知行動療法)の創始者の一人である

著名なアルバート・エリスの詩となります。

合理的なユーモアがありますね。


誰も不幸さんと仲良くしたいとは

本心から思ってはいないかもしれない。

でも、不幸さんを追い込んでしまい

いなくなっちゃうと、

例えば、

私はこんなに不幸なのよ!と

誰かに胸を張って聞いてはもらえない。

だから、

不幸さんを手放せないでいる

なんてことをしてしまう。

なんなら、

自ら不幸さんにおいでおいでをする。


不合理な信念

が私たち誰しもに

大なり小なりあるのは確か。


不幸さんは人によっては様々です。

何をもって不幸さんとするかは

いったん脇に置いておいて、

不幸さんを嫌なことや嫌な感じとして

捉えてみましょう。


嫌なことや嫌な感じなんてものは、

誰しも早く手放したいもの。

でも、

自分にとって、嫌なことだとしても、

放したいのに放せないってのは、

その放せないものの扱い方によって変わる。


嫌なものを抱えている私って!って、
(偉いでしょ?や凄いでしょ?や
悲しいでしょ?やそんなものたち。)

誰かからの承認を得たい為に使っているや、


嫌なものを抱えている私自体が好き。

あるいは、それがしっくりとくる。

そうしたほうが、あまり頑張らなくても

済んでしまうから。
(頑張らなくともよい理由としている。)


などなど


その方にとっては、

極めて合理的な考えのもとにそうしている。


でも、

手放せないから苦しいと一方では

感じてしまう。

感じてしまうのは、

嫌なことは手放すものだ

とか、

嫌なことは1秒でもはやく手放すべきだ

があり、

そいつが強いと、

今度は、合理的ではなく、

不合理な信念となるのだが、

実は蓋を開ければ、

実は前述のように、

極めて合理的な考えの元に

手放してはいないということがある。


極めて矛盾に満ちた僕たち^ ^

では、どうしたら?

解消出来るのでしょうか?

続きは明日^ ^