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純粋な謙遜

いえいえ

私なんて

 

まだまだ

 

ですわ~

って、

多くの人は口にするけど、

口にしているだけで

その実、

本当にそう思っているかは

かなり訝しい。

 

取り敢えず、

謙遜しとこ的な

教育を受けてきたのか、

あるいは、

まだまだです

って言っておいた方が

無用な責任や義務を

担いたくない心理が

働いているかもしれない。

 

私たちは、

 

まだまだです

 

なんて本当は思っておらず、

特に努力を重ねてきた人は

サンクスコストを回収すべく、

 

これだけのことをやってきたから

 

ベネフィットがあって然るべき

 

っての根底にある。

 

だから、

少しのことで傷ついたり、

ちょっとのことでキレてみたり、

失敗を隠してみたり、認めなかったり、

非常にナイーブな一面を垣間見せたりもする。

 

まだまだですわ~

 

は、

 

大概が

 

嘘である。

 

嘘であるが故に

 

とても弱く、

 

純粋な謙虚とは言えないもの。

 

その

 

 

まだまだ

 

 

は、他者に対しての まだまだ か、

 

自分に対しての まだまだ なのか(ある意味の戒め)

 

をよく吟味し、

 

他者に対しての まだまだ という口癖は控え、

 

自身への まだまだ を唱え続けること。

 

それこそが、

 

純粋な謙遜

 

ではないかと思われる。

 

 

純粋な謙遜って、

 

私たちの生き方において

 

とても重要だと感じます。

 

だって、

 

まだまだなんだから、

 

日々の

 

飽くなき 生きる技術 の習得は、

 

本来、自らの成長の為に

 

楽しくて仕方がないはずなんだから。

 

 

学べることがいっぱいさ。

 

興味深いことがいっぱいさ。

 

 

だって、だって、

 

まだまだなんだからさ。

 

※他者の悪口や、

事象も含めた不平不満の類は、

真に「まだまだ」と自身が

思っていないことから生じます。

 

 

ご参考まで。

 

津村健司