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切り口

切り口

 

とは、

 

何らかの課題や問題が

生じた際に

その課題なり問題を

解消・解決する

突破口の糸口となる。

 

今動くかどうかの見極めや、

いつ、どのタイミングで動けば

効果的なのか等の時間的枠組みを

意識する。

 

その課題や問題点は

何故、どうして、どのように

生じたのかの

客観的分析や検討。

 

上記②に対して、

自分自身の関りや影響を

主観的に分析、検討。

 

上記②と③の

齟齬やズレを統合し、

順応あるいは調整等をする為に、

自分自身はどう働きかけるか

をメリット、デメリットに

列挙し、各々の方策を検討する。

 

上記④での自分の行動指針を

2つ以上導き出し、検証しながら

自身の内発的動機と合致するか

どうかを確認する。

 

それでもその課題や問題が

解消、解決出来ない場合、

自身の今後の行く末の方向を

決めるべく、

自分以外の他者の

資源を活用する。

 

等々。

 

 

昨今、

コロナの長期化もあり

よく感じるのは、

 

 

闘争or逃走

( Fight or Flight response)

 

 

が世の中を席巻している気が

しています。

 

私たちは

危機を感じると、

瞬時に

闘争か逃走かを判断し

行動に移す。

これは、

私たち人間の生きる術であり、

極めて正常な恒常性維持機能です。

 

でも、

 

あまりにも危機が連続したり、

その危機に過剰反応したり、

危機状態が永続的に続いたりすると、

この生来的なストレス反応が

上手く機能しなくなり、

私たちの心のバランス調整が

崩れていく。

(すぐキレる人が増えたり、

辛抱や努力が出来ず、

他者攻撃等で

お茶を濁さざるを得ない人々

等々)

 

これらを元に戻すには、

 

危機(ストレス)から少しでも

脱したと思われた際に、

心理的な安全を

感じられる環境を構築し、

安全であることを

身体感覚で感じ取れるようにする

ことが必要です。

 

つまりは、

 

冷静さを取り戻す。

 

ってこと。

 

その為に、

あくまでも 1例ですが、

上記①~⑥等を反芻し、

実行、実践しながら、

徐々に

自己コントロール感を

高める・戻していく

必要があろうと感じます。

 

自身の安全基地を

自身内部に創る。

(内部に創れなければ、

一時的に外部に求めても良い。)

 

その為の

様々な

 

切り口

 

を自分自身で探してく。

 

これからの

サバイバルな時代を乗り切る為に

私たちが

益々問われていること

なのかもしれませんね。

 

心の安全基地

 

私の好きな言葉の一つです。

 

 

ご参考まで。

 

津村健司