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流行(個別多様)


自己肯定感を

 

上げていきましょう!!

 

ってのが、

 

どうやら巷で流行っているようである。

 

ひと昔前?(今も?)は、

 

ポジティブシンキングが正しい生き方?

 

的なものも流行っていて、

 

そんな趨勢を横目で見ながら、

 

冷めた目で眺めています(いました)^^

 

 

確かに一理あるとは思えますが、

 

 

例えば、

 

自己肯定感を上げる方法を

 

試したとしても、

 

思うように上がらない

 

であるとか、

 

ポジティブシンキングで生きよう!!

 

と、その場では勢い込んでも

 

なかなかそうはいかない人々は

 

どうするん?って思います。

 

余計に苦しくなるのでは?

 

余計に課題や問題を抱えることに

 

なるのでは?

 

なんて、心配になったりもします。

 

 

自己肯定感が低くても、

 

ポジティブシンキングが出来なくても、

 

 

そうなりたいことに、

 

確固たる動機づけがなければ、

 

そんなものは

 

ただただ苦しい修行(苦行)であり、

 

身につける意味も価値もないと

 

私は思います。

 

 

自己肯定感は、

 

本来的には、

 

ありのままの自分を認め、

 

許容出来る感覚(能力)であり、

 

それによって、

 

例えば、

 

人間関係が上手くいくであるとか、

 

婚活が上手くいくであるとか、

 

多少のプラスの要素はあれども、

 

そんなに結果には劇的に結びつきません。

 

自己肯定感が低くても円滑な人間関係を

 

築いている人は山ほどいるし、

 

幸せな結婚生活を送っている人も山ほどいる。

 

これが、証左。

 

 

そして、

 

 

じゃあ、

 

人間関係が上手くいくことが全て良しなのか?

 

というと、

 

限られた一部の小さな人間関係であったとしても、

 

その範囲で自分らしく振舞える方が楽じゃないの?

 

とか、

 

結婚ということを見つめてみた時に、

 

自身の価値観や、

 

ライフキャリアのビジョンに

 

照らし合わせてみると、

 

実は、

 

一人で生きていく方が何かと楽じゃないのか?

 

なんていう発見が出来たりもする。

 

 

つまりは、

 

それらの

 

新たで多様な価値観なりの発掘や、

 

志向性の助長を阻んでしまい、

 

自己肯定感の本来的な意味合いとは

 

そぐわなくなっていったりもする。

 

又、

 

ポジティブシンキングもそう。

 

四六時中、ポジティブシンキングなんて

 

無理無理^^

 

その時の感情や、環境や、体調などにより、

 

私たちの意識なんていとも容易く変化する。

 

よし、ポジティブシンキングだ!!

 

なんて、その際には思ってみても、

 

3秒後^^には変わる可能性なんて

 

ざらにある。

 

そんなものに捉われ、

 

自身の性格や性質や、

 

行動や、思考や、価値観や、

 

目に見える現象や、

 

取り巻く環境や、

 

そんなものたち全てが、

 

 

ポジティブシンキング

 

で生きなきゃ、

 

良いように?いかない

 

なんて、

 

へっ(・・;)

 

って感じである。

 

 

更に言えば、

 

 

ポジティブシンキングではないから、

 

自分はダメだ!!

 

なんていう自己肯定感の低さが

 

自身を苦しめ、追い詰めているという解釈を

 

してしまいがちだが、

 

 

そこに最大の落とし穴もあり、

 

 

いやいや、

 

 

問題や課題は

 

 

それ以外にあるんちゃうの?

 

 

っていう、

 

 

最大の

 

 

自身の内部への

 

探索要素を隠してしまう。

 

 

又は、

 

 

そこに気づけない。

 

あるいは、

 

気づくチャンスを逃してしまう。

 

ってことを生じさせる。

 

 

言わば、

 

メタすぎると、

 

足元が見えなくなる

 

ってこと。

 

 

だから、

 

流行りもんは怖い(・・;)

 

って、私は真に思います。

 

余計にこじらせないで欲しいな

 

って思うのです。

 

 

例え、

 

自己肯定感が低くても、

 

例え、

 

ポジティブシンキングが

 

出来ないとしても(続かないとしても)

 

対処法は、

 

 

個別多様。

 

 

流行に踊らされることにより

 

自身の有する貴重な資源を

 

見落とさないで!!

 

 

ってね。

 

思うのです^^

 

 

ご参考まで。

 

津村健司