明けましておめでとうございます。


新年、明けましておめでとうございます。

旧年中は大変、皆様、お世話になりました。

本年も、何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

本日は1月15日。年が明けて年末年始の慌ただしさから日常が戻りつつあります。ずいぶん遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。ご覧くださっている皆様に、多くの幸あらんことを願っております。

皆様は、「今年の抱負」みたいなものは年初や年末に立てられましたか?私は2つ立てました^^さてさて、本年度、やりきれるか自分自身見ものです。私は心理カウンセラーであり、キャリアコンサルタントでもありますので、課題や問題解決の為の目標設定や行動指針の意識がいつもどこかにあります。まあ、前述の「新年の抱負」みたいなものですね。夢や理想は泡のようなものだけど、明確な目標設定は、行い方次第では必ず叶うものだと思っています。又、例え叶わなかったとしても、その取り組みへの経験値は、必ず汎用性を伴い、自身のある種のポータブルスキルとなり、様々な場面で活かせれるものだと感じます。「努力は決して裏切らない」ということです。但し、何でもかんでも目標設定をすれば良いとは限りません。当ココロテラスやメンタルクリニックで、クライエントの方や患者様のカウンセリングをさせて頂く際、次回に向けてのホームワークを互いの同意の下に設定することが比較的多いのですが、例外もあります。それは、目標設定が負担になる場合です。弱り切った心に、目標設定は重過ぎる。そして、その目標設定が、更にその方の心を弱らせる。目標設定が、明確なものとして、ある種、自然発生的に心の内側から生じるのは、目の前の課題や問題や、未来や将来の不安に向けてが具体的に見渡せる余裕のある心の状態を自分自身が感じられた時。その場合は、その目標は、自身の活動源や生きる力に効果的に作用する。でも、とてもじゃないが、心が疲弊し、疲れ果てた心の状態での目標設定は、効果的に働くはずもなく、達成など不可能の可能性が高い目標を掲げてみたとしても、それが、その人の心の負荷を更に強め、苦しめることとなる。目標設定をしない目標設定が必要な場合もあるってことですね。睡眠をきちんと取り(例え、就寝時間がまちまちであったとしても、毎朝、必ず同じ時間に起きる。)、適切な運動をし、(必ず午前中に日光に当たりながらお散歩等を行う。)、バランスの取れた食事を摂り、整容を意識する。等、これらは目標設定と言えば確かに目標設定ではありますが、日常生活のリズムを整えることにより、まずは、身体の健康を取り戻し、身体と密接に繋がっている心の健康の改善を促していく為のベーシックな方策と言えます。私たちの心は、微細であり、極めて脆いもの。だから、それぞれの心に見合った目標設定や働きかけが必要です。他者の目標設定を横目で見ながら、自身も目標設定しなきゃなんてことで立てた目標設定は叶わない可能性がとても高い。それよりも、自然発生的に目標設定が必要だと感じるようなしなやかな心に目を向ける。仮に、自然発生的に湧いてこないのだとしたら?その時は、「待つ」。自然発生まで待つ。そして、その「待つ」間、「待てる」心を培う為に、身体のリズムを整える。という方策を採用する。

人によっては、「休むことも仕事」だし、「怠ける人生」「おさぼり人生」「ずる休み人生」も、時には必要です。

私たちの心は、丁重に慎重に扱ってあげましょう。無理をしないで。心に嘘をつかないで。

 

ココロテラス

津村健司