新年、明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
さて、
2024年になりましたね。
今年は皆さん、
どんな年になりますかね＾＾
どんな年にしたいですかね＾＾
こんな年になります
と
こんな年にしたい
随分と、言葉の使い方によって印象が変わります。
なります は、どちらかと言えば受け身ですが確信した感じで、
きっと という言葉を付けるとしっくりきます。
「きっとこんな年になります。」
となり、どこか潔さも感じ、清々しささえ感じます。
その潔さや清々しさは、どこか、全て受け入れるぞといった
結果を恐れないかつ、諦め的な＾＾なるようになるさ的な＾＾
ニュアンスもあります。
一方で、
したい は能動的な意思を感じ、希望に充ち溢れたイメージ。
絶対 って言葉を付けるとよりしっくりとくるかな？
「絶対こんな年にしたいです。」
めちゃめちゃ肩に力が入ってはいるが、
未来を信じ、希望に焦がれ、切り拓く力強さを感じます。
勿論、どちらが良いとか悪いとか、
そんなお話をお伝えしたいわけでもなく、
『言葉って大事だよ。』
ってお話し。
例えば、
『私、辛いんです。』
って話し手が言う。
この短い言葉の裏に、
どんな意味が含まれていて、
どんなニーズが込められていて、
どんな風にその話し手はこれからなりたいのか？
聴き手は大概、
『そうか、辛いんだね。』
『どう辛いの？』
みたいな返し方を先ずはすると思います。
そうか、辛いんだね。 は共感を求めている場合に
応える感じ。
どう辛いの？ は、その辛さの解決策を一緒に
考えていく感じ。
勿論、話の展開によってもこれらは変わってきます。
ただね。
話し手。つまり、人は、
何らかの話を誰かにする際には、
何らかのニーズを持っているってこと。
『今日は寒いね。』
って言葉が来る。
『そうだね。』
なのか、
『寒いから暖房つけよう。』
なのか等々、
聴き手の応え方によって、
話し手の気持ちにフィットするしないが起こり、
その2人の環境が、心的には勿論、物理的にも
微妙に変わってきたりもします。
温度の変化とかね＾＾
(勿論、文脈によっても大きく変わってはきますが。）
つまりは、
人はそれぞれ、それぞれの主観で生きていて、
それぞれの主観を自らが調整し合いながら
誰かと生き、暮らし、
誰かと関わりながら生きている。
だから、
その【主観】を互いに大事にしなければならない。
その【主観】を唯一知れるものが、【言葉】であり、
その【言葉】の背景には、【表情】や【声のトーンや】
【声の抑揚や】【動作】や、それらの非言語の要素も
多く含んだものを感じ取りながらやりとりするもの。
それが、
いわゆる『コミュニケーション』であると言えます。
言葉って、メンドクサイ＾＾
コミュニケーションってメンドクサイ＾＾
だって、
自分以外の他者の【主観】を理解するためのもので、
同時に、
自分の【主観】を他者に伝えるものとして機能させる為の
ツールであるのだから。
そりゃ、メンドクサイわな＾＾
だから、
メンドクサイことを使用しないと生きてはいけない
とも言えるし、メンドクサイことを使用するのが
”人” だとも言える。
で、
私は新年に改めて思うのです。
【言葉】
って、とても大切なんだよねって。
人は、言葉によって傷つき、
言葉によって癒され、
言葉によって生かされる。
言葉が空気を作り、
言葉が空間を創造し、
言葉が世の中を錯綜し、
言葉が社会を構成している。
その芯は、
【主観】
ということを忘れずに、
【主観】ってことは、
そこに何らかの【意図】が含まれます。
【言葉】
を大切に、丁寧に、
お互いに生きていきましょうね＾＾
今年もよろしくお願いいたします。
皆様にとって、幸多き年になりますように。
感謝を込めて。
ココロテラス
津村健司