評価と価値は同じではない。

評価と価値は同じではない。


私たちは

評価を気にして生きています。

 

良い評価をもらうと嬉しい。

 

悪い評価を受けると落ち込む。

 

それは自然なことです。

 

人は社会の中で生きているからです。


しかし時々、

 

評価と価値を

同じものだと

思ってしまうことがあります。

 

仕事で失敗した。

評価が下がった。

 

すると、

 

「自分には価値がない。」

 

と思ってしまう。


学校でも似たことがあります。

テストの点数が悪かった。

成績が下がった。

すると、

 

「自分はダメな人間だ。」

 

と思ってしまう。


人間関係でもそうです。

誰かに嫌われた。

理解してもらえなかった。

すると、

 

「自分には魅力がない。」

 

と思ってしまう。


でも本当にそうでしょうか。

 

私は違うと思っています。


評価とは、

ある場面での

結果や見方です。

 

価値とは、

その人そのものです。


例えば、

 

料理が苦手な人がいます。

だからといって、

その人の価値が

低いわけではありません。


仕事で失敗した人がいます。

だからといって、

その人の価値が

失われたわけではありません。


人はつい、

 

「できるか、できないか」

 

で自分を判断してしまいます。

 

でも人生を振り返ると、

 

私たちが大切に思う人は、

評価の高い人

ばかりではありません。


優しい人。

 

一緒にいて安心できる人。

 

話を聞いてくれる人。

 

支えてくれた人。


そこには、

 

数字では測れない

価値があります。


もちろん評価は大切です。

 

仕事では必要です。

 

成長のヒントにもなります。


でも評価だけで

自分を測り始めると苦しくなります。

 

なぜなら評価は変わるからです。

 

環境によっても変わります。

見る人によっても変わります。


昨日まで評価されていた人が、

今日は

評価されないこともあります。

逆もあります。


しかし価値は、

 

そんなに

簡単に

増えたり減ったりするもの

ではありません。


私は長年、

人と関わる仕事をしてきました。


そこで感じるのは、

苦しんでいる人ほど、

 

評価と価値を

同じものにしてしまう

ことがあるということです。


だから時々、

自分に問いかけてみてください。

 

私は今、

 

評価の話

をしているのだろうか。

 

それとも

価値の話をしているのだろうか。


この二つを

分けて考えられるようになると、

少しだけ

生きやすくなることがあります。


公認心理師・津村健司

のひとこと

 

相談をしていると、

 

「評価されなかったので

価値がないんです。」

 

というような

苦しみを抱えている方に

出会います。

 

でも私は、

 

評価と価値は

別のものだと思っています。

 

評価は変わります。

 

でも、

その人の価値まで

消えるわけではありません。

 

そのことを

忘れないでいてほしいと思います。


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公認心理師・津村健司

 

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