職場の人間関係での悩み ( パワハラ・モラハラ・セクハラ・企業風土・組織風土・企業や組織の機能性や管理体制等も背景にあり、それらが影響しているものを含む。) や、ハードワークに伴いプライベートな時間を保てない・楽しめないといった悩み、厳格な目標管理制度に伴う心の閉塞感や、ご自身の能力や価値観・やりがいを改めて感じての現職が適職かどうかといった逡巡や後悔や回想、及び、自分はこの仕事に向いているかどうかや、このままこの仕事を続けていくかどうかの決断にまつわる迷いや戸惑い、そして、家庭環境や生活面の変化に伴う仕事への影響 (結婚・離婚・介護・ご自身の疾病・子育て・子どもの巣立ち・経済的問題・失恋や友人、知人関係の問題、趣味や副業によるライフスタイルの変化) といったキャリアライフバランスの課題等々、お仕事でのお悩みは、ご相談者様ごとに多岐に渡り、そのお悩みが、比較的早期に解決・解消すれば良いのですが、仮に長期化をすると、その悩みに翻弄され、あらがえばあらがうほどに思考の機能が阻害され、ひいては、何も考えられない・動けないといった状態となり、心の病を発症したりもする危険な因子となり得ます。

特に昨今は、看護師を始めとする感情労働型のお仕事内容が色濃い医療従事者の方々や、ご自身での職場の環境調整がなかなかに難しい教職員の方々が心のバランスを崩されることが多いようであり、長年のストレスを、慌ただしい日々の中で、軽減や解消することがなかなかままならず、常にストレスフルな状態が続き、無理に無理を重ねてギリギリまで頑張ってこられたけれど、でもついに力尽きてしまったというケーがみられたりもし、それは、この長引くコロナ禍において、ご自身でコントロール出来るものの範疇をはるかに超える重荷を、更に抱えざるを得ないことが実に多いことが背景にあり、それらが確実に、大きく強く「こころ」に影響を与えていると感じます。そのような状況下において、私たちの最も大切な「心の健康 (身体の健康) 」を維持していくことは至難の業であり、心のバランスや (身体のバランス) を崩すことは、言わば無理もないことだと感じます。 -『ご自身の心の弱さを憂うのは、ご無理ないことだと思います。私は、あなたがそれだけ、懸命に、全力で取り組まれてこられたからだこそと感じます。』-

私たちの「心の健康 (身体の健康) 」維持の難しさは、例えば、この長引くコロナ禍も含めての世の中の価値観の急激で大きな変化に対する順応性や即応性に、常日頃備える意識も術 (スベ) も無かったであろうし、情報過多の世の中の趨勢から、無意識にせよ影響を強く受けて生じる不安や焦りや迷い等も背景にあるだろうし、だからこそ、複雑に様々な要因が絡まった「人それぞれ」のお悩みを、「人それぞれ」に添って、ご一緒に、丁寧に丹念に整理をし、明確化していきながら、まずは、外的な刺激からの影響に左右されにくく、仮に知らず知らずに影響を受けていたとしても、しなやかに、元の自分の「心の在り方」に、やすやすと、たやすく戻すことが出来るような柔軟性を身につけるご支援や、そして何より、あなたらしい生き方や暮らし方や働き方を、心のままに無理なく具現化していけるように、あなたの心の側にいる伴走者として、共に、あなたの未来に向けて、ご一緒に歩ませて頂きたく思っております。どうぞ、お気軽にご活用くだされば嬉しい限りです。心よりお待ちしております。

2022年 早春の候

ココロテラス カウンセラー 津村健司  

国家資格 公認心理師 (登録番号 第65117号)

国家資格 キャリアコンサルタント (登録番号 17015394) 

国家検定 (国家資格) キャリアコンサルティング技能士2級 (技能士番号 第16S17407342号)